- トヨタはAI「O-Beya」で知識共有と開発加速を実現
- 振動や燃費など9分野のAIが専門支援
- ベテランの知見を次世代へ継承可能
※ AIによる要約
トヨタ自動車は、生成AIエージェントシステム「O-Beya(大部屋)」を開発し、社内の専門知識を共有・活用することで、新車開発のスピード向上を図っています。このシステムは、トヨタの伝統的な「大部屋方式」をデジタル化したもので、エンジニアが24時間いつでもAIエージェントに相談できる仮想空間を提供します。

現在、振動や燃費など9つの専門分野に特化したAIエージェントが実装されており、ユーザーは質問内容に応じて複数のエージェントを同時に利用できます。
例えば、「より速く走る車を作るにはどうすればよいか」という質問に対し、エンジンエージェントは出力向上の観点から、規制エージェントは排出ガス規制の観点から回答を提供し、システムがこれらを統合します。特に、パワートレーン開発部門での活用が進んでおり、エンジンやバッテリー、走行性能など多岐にわたる専門知識の継承が期待されています。
このシステムはMicrosoft Azure OpenAI Serviceを活用して構築されており、ベクトル検索機能を備えたCosmos DBやサーバーレスプラットフォームのAzure Functions、ハイブリッド検索が可能なAI Searchを組み合わせることで、文脈を理解した関連情報の検索が可能となっています。
知識ベースには、過去の設計データや技術文書、エンジニアの経験などが蓄積されており、ベテランエンジニアの知見を次世代に引き継ぐことが目的です。


